言葉をひき出し、心をかたちに~キャリアコンサルタントMさんにインタビュー

―キャリアコンサルタントとはどんなお仕事ですか。

キャリアコンサルタントは、働く人の相談に乗る仕事です。ハローワークで転職の相談を受けたり、大学や高校の就職相談室で学生さんにアドバイスしたりというのが一般的。私の場合は、ひとが働いていくうえで起きるいろいろなこと、たとえば仕事の方向性での迷いや人間関係、子育てとの両立などの悩みを聞いて、そのひとが「じゃあこんなふうにやっていこう」と考えを整理できるようにお手伝いをします。

―カウンセラーのような感じでしょうか。

そうですね、カウンセラーはストレスや悩みなど問題解決の手助けをする仕事です。キャリアコンサルタントはもちろんそんな人たちのお手伝いもしますが、私のところへ相談に来られるのは、問題を抱えているというより、将来の計画などについて考えたいという人が多いですね。

ーやりがいを感じるのはどういうところですか。

相談に来た人が、話してよかったと言ってくれるのが一番嬉しいですね。相談に来る人は、だいたい自分の中にすでに答えを持っている。だから私はあまりアドバイスはしません。とにかく話をしてもらって、それを聞きます。それまでモヤっとしていたその人自身の考えが、自分のことを話しているうちにまとまっていくんですね。心の中にあるものが自分の言葉にできたとき、人はすごく心が動く。泣いてしまう人も結構います。そんなとき、言葉にできてよかったなと思います。

―聞き上手というか、プロならではの引き出し方があるんでしょうね。普段からスキルアップのために取り組んでいることはありますか。

心理学やキャリア理論などに関する本を読んだり、講座を受けたりしています。また、話を聞くということに関して技術がいると思うので、練習をしています。

ーありがとうございました。

ありがとうございました、聞いてもらう側って慣れない(笑)。

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